雨宿りの場所

その不調、修理できます。 ―― 身体が「答え」を教えてくれる物語

2026-01-10から1日間の記事一覧

「聖水ルイボスティーと、鼻に突き刺された『どくだみ』の呪縛」

現在、都会を離れて「星空保護区」などで何もしない時間を過ごす「アストロ・ツーリズム」が注目されているらしい。だが、私に言わせれば、この聖水――涙星茶(ルイボスティー)こそが、自宅にいながらにして魂を浄化できる最短の手段である。 「星の涙」。 …

「ボールはガンダムを撃破し、私はDeath Summerの軍門に降る」

前回の記事で、鏡の中の両親の亡霊に絶望した私だったが、あの後、我が妻・Death Summer(夏美)が買いすぎた年越し蕎麦を胃に流し込み、泥のように眠りについた。 眠りの中で、私は夢を見た。 数年前、食費の足しにと安物の竿を担いで釣りをしていた頃の記…

鏡の中の二重奏(デュエット)と、届かぬザオラル

夜勤明けで帰宅すると、案の定、庭は結構な積雪だった。 すでに仕事へ出かけた妻の車の跡が、自宅の入り口を塞ぐ雪の塊をブルドーザーのごとく乗り越えていった形跡を残している。 「ふっ、またやりおったな……」 私は車を停め、除雪の準備を始める。 いざ、…

ケツカメとエリクサー、そして奪還した時間

「このままの生活してたら……飛ぶぞ!」 近所のクリニックの医師から、そんな宣告を受けたのが半年前のこと。 職場の健康診断で「便潜血」に引っかかり、私は人生初の「ケツカメ(大腸カメラ)」に挑んだ。 結果、ポリープが見つかり切除。 「過度な飲酒は大…

呪縛とアイスコーヒー、そして愛妻エリクサー

仮眠明け、窓の外はひどい雪だった。 亡くなった母が「灯油代が払えない」と金の無心に来たのも、こんな雪の日だった。 物思いにふけりながら、自販機でボタンを押し間違えた。 ガシャン、と出てきたのは、ホットではなくアイスコーヒー。 冷たいペットボト…